介護を快護に変えてくれる家
リフォームプラン
リフォームを決意された理由は、体調を崩され毎日の生活行動に大きな負担が生まれたこと。車椅子の移動や介助が必要になり、ご自身で車椅子の動きを想定しながらご希望の設計図を作られていました。
その想いを実現させていただけるよう、要望と計画に応える施工を心がけました。車椅子を使える広さと間取りを考え、室内の広さを削って廊下や寝室・水廻りの必要な部分へと活かしました。動き易さだけでなく、ご自分らしさを映し出せる空間を創るよう大胆なインテリアを取り入れました。
リフォームデータ
- 広島市西区 S様邸
- 600万円
- 築9年
- 1ヶ月半
- マンション
- 70㎡
- 30代同居2人、ペット2匹
- LDK、寝室、トイレ、洗面所、浴室、玄関、ホール
施工箇所写真
LDKの壁とキッチンのカウンター部分に色鮮やかなクロスを採用。
カウンターの目隠しにはアクリル板を使い、作業中のキッチンが直接目に入らないよう工夫しました。
幅の広い廊下からリビングに入り、左手の広い引戸を開けると寝室へとつながります。テレビ台の上から120インチのスクリーンを下ろせば、まるでシアタールームのような空間へと変身します。
リビングから寝室への移動もスムーズに行えるよう和室から洋室へリフォームし、ドアは広い引戸にしました。壁のクロスがアクセントになっています。
部屋の奥にはウォークインクローゼットを新設し、十分な収納力を備えました。
また、寝室に洗面化粧台を設置することによりベッドから最小限の移動で使えるようになったこと、同居の方と洗面時間を気にする必要もなくなったことが便利と言っていただいています。
出入りし易くする為、大きく開閉する引戸にしました。車椅子で動けるゆとりができるよう、トイレスペースも広く取りました。
木目のフロアタイルとタイル柄のクロスがユニークな調和を生み出しています。
洗面化粧台を選ぶにあたり、車椅子に座った姿勢で膝が入るものを採用しました。収納スペースも施主様ご自身が使い易い位置にあるよう考慮しています。
今回のリフォームでは、水廻り空間の広さに最も配慮しました。玄関右横にある洋室の広さを削り、洗面・脱衣室を広げて車椅子での移動を容易にしました。
洗面所から浴室へもできるだけ段差のないようにし、ドアは広い引戸を選択、お一人で入浴し易いようベンチ付きバスルームを採用しました。清潔感あふれる広い空間で、くつろぎを楽しむ余裕も生まれます。
玄関横に広がる収納と車椅子を置くスペース。
以前は洋室だった所の出窓を活かし、向かい側は大きな収納棚を設置しました。収納は扉で閉じないオープンな可動棚タイプで、開閉する動作を必要としない為、安全性も高められています。壁にはエコカラットを採用し、快適性も備えています。
施工後は車椅子のまま旋回でき、出入りも容易になりました。
お客様の声
車椅子の移動や介助が必要になり、希望の設計図を作って3社へ相談に行きました。
その中で「この通りにできますよ」と対応してくれたのがハートフルハウスでした。
将来へ備えた介護リフォームではなく、今の生活を前向きに元気にしてくれる快護リフォームを実現できました。