新旧の上質な素材を調和させて空間を素敵にグレードアップ
リフォームプラン
広々としたＬＤＫは約32帖。リフォーム前はＤＫ+和室の間取りで使い勝手が悪かった上、段差が8ｃｍもあり、危険でしたが、フラットで開放感あるＬＤＫになり、ご両親も安心してくつろげます。
寝室は、あまり使われていなかった二間続きの和室に仕切り壁を設けてつくりました。リフォーム前からの良質な天井板を残しつつ、床や壁など新たに取り入れた素材と調和させた空間デザインも秀逸です。
玄関横のトイレは大用、小用、手洗いと3つのスペースになっていたため、不便さがありました。ひとつの空間にして使いやすくしました。
リフォームデータ
- 山口県光市 Ａ様
- 6300万円
- 30年
- 8ヶ月
- 戸建
- 210㎡
- ご夫婦・娘様
- ＬＤＫ.寝室.トイレ.パウダールーム.玄関.ホール.広縁
施工箇所写真
ＤＫ+和室をひとつの空間にして約32帖のＬＤＫに。
照明は動線を配慮し、調光可能なシャンデリアと間接照明でさまざまなシーンを演出。
ウォールナットで造作したリビングドアは、ゆっくりと閉まるソフトクローズ機能も。
換気に伴うエアコンのエネルギーロスを大幅に低減するロスナイ換気設備を設置。
キッチンのボルドー色とブラックチェリーの無垢床との調和が美しいＤＫ。
キッチン壁にあしらった大理石が空間のアクセントになっています。
キッチン・ダイニング・リビングの各所に床暖房を設置して快適に。
和室をリビングに変更するため、仏間の襖戸を木目調の両開き折戸にしました。
寝室は、枯山水の中庭を楽しめるよう建具を雪見障子にするとともに、天井高までのハイドアで造作してスッキリとした印象です。
客間は和室+ソファースタイルの極上空間に。
新設した間仕切壁は素材間を追及した金彩色の化粧フィルムで仕上げました。
欄間細工と金彩壁をほのかに浮かび上がらせて美しく演出すつための調光式ダウンライト4台を配置。
欄間はガラスをはめて掃除も楽に。
メイク時とリラックス時は鏡の照明の色を切り替え、カウンターチェアに座ってゆっくりとスキンケアもできます。
収納はたっぷり設置。
窓側の壁には水散りを考慮して大理石を採用し、空間のアクセントも。
２人同時に使えるようダブルボウルを採用。
造作の手洗いカウンター収納をフロート式(浮かす)で設置し、床の水墨タイルを一面に見せたトイレ。
中庭に面する広縁の床は、赤身と白太が混在するラオス松の無垢材に。
木目が真っ直ぐな柾目板でスッキリとした印象と上品な雰囲気に。
屋外軒下にガラス瓦が入っていたため、そのスペースに床と壁をつくり、洗濯機も置けるようにして全天候型の物干し部屋として増築しました。
正門から玄関に至る長い敷石のアプローチ脇にスポットライトやガーデンライトを配して、しっとりと落ち着いた雰囲気の前庭をライトアップ。
樹木や石、苔に加え、玄関までの道のりをほんのりと浮かび上がらせ、家族やお客さまを迎えるとともに、安心感もプラスしています。
図面
